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FX予言集 フィリップFXブログ

米国消費マインドは大幅に悪化している。

昨日は、午前中からショートカバーなのかクロス円が上昇していて、午後に入り香港のハンセン指数が5%高と寄り付いたため、上昇に拍車がかかりオープン時からは大幅な上げとなっていた。 しかし、薄い相場での大幅上昇であったために、欧州時間で景気指数が悪化との発表があると、すぐに売りが入り今度は大幅に値を下げ結局寄り付きの値段くらいに戻されてしまった。 この大きな動きには気をつけなければならないが、一般投資家にとってはやっかいな動きであろう。 ポジション取りの裏の背景を知っていないと、なかなか大きくは利ざやが抜けない相場展開となっている。 欧州の景気指数の悪化は、完全に景気後退の状態を意味しており、今週中の英欧の利下げ期待が膨らんでいる中、欧州通貨が買いづらい今では、円かドルを消去法とタイミングで買われる相場となりやすい。 
 米国内ではISM製造業景気指数が発表され、9月の43.5から更に悪化し、景気判断の50から遠い38.9と26年振りの低水準となってしまった。 米国内自動車販売台数では、GMが前年比―47.1%、トヨタがー25.9%、ホンダがー28%各社軒並みの減少で、総合では34.6%の悪化となっている。 先行きの景気悪化への不安が指数に表れている。 11月15日の金融サミットまでは、クロス円売り中心に円は買われる地合いが強いようだ。 ドル円は上値100.40まで、下値は96.50が堅そうだ。

2008.11.4日 9:01更新

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