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FX予言集 フィリップFXブログ

G7後もまだレンジ内

先週末のG7での会合で、為替変動幅の大きさへの懸念が言及された。 また金融機関の財務悪化の回避を受けて、時価会計の一時見直しや停止なども検討課題として上がっていた。 また金融機関のリスクの情報開示や中央銀行のリスク管理の充実も声明で発表されていた。 それを受けてドル高で始まった本日の相場だが、米国ダウの先週の下落からアジア株が売られたことや、今週中のシティバンクやメリルリンチの決算を控えての仕掛け売りが出た模様。 ドルは堅調で始まったが、じりじりと値を下げ、ルクセンブルグ総裁の今年中の利下げに否定的なコメントからユーロが上昇し、それに押される格好で薄い中ドル円は下げ足を速めつつある。 為替相場はイベントが終わって、早い動きの中推移しているが、まだこのレベルではレンジの中で方向がはっきりとしていない。 ドル円の102円は段々と日が経つに連れて重くなるが100円は堅いのでその中での動きは早くなり易い。そのレンジと比較して、クロス円のポンド円は上値を切り下げた下げ相場、ユーロ円も161.67を高値に下落傾向であり、ドル円がそれらに押されれば下への動きが出始めたと見てもよいのではないか。 今週は米国市場を中心に動きが出そうだ、今夜は米国小売売上高、サブプライムでの消費への影響が懸念されてドル売り材料となるのか。 その後、明日はNYK連銀指数、水曜日は住宅着工指数、鉱工業生産など目白押しの統計ウィークでこれらお指数でのスピードの早い相場展開を予想する。 ファンド勢の仕掛けもあるので、東京や欧州時間の動きからNYK市場でうまく読んでいきたい。 
本日、ドル円は100円を割れるかが注目で、100円挟みでは動きが早くなりそう。 ポンド円はドル円に連れての動きが予想されるが、ユーロポンドの利食いが旺盛になれば堅調推移も考えられる。 ポンド通貨はユーロポンドの動きはチェックが必要となる。 ユーロドルは今週中に先週高値の1.5910を抜けていくかがポイントで抜ければ、かなりの確率で1.6台を見ることになるだろう。 今日中に1.5860を抜ければ、非常に強い形となり、前述の流れを見る可能性が上がるであろう。 

2008.4.14日 5:53更新

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