FX予言集 フィリップFXブログ
調整も金曜までか
昨日の米国ダウ平均は240ドル安まであったが引けでは40ドル安まで戻し、ドル円も一時102.60付近まで売られた。 しかし、株価水準からするとドル円は103円割れがあっても良さそうなのだが、シカゴ先物が円ロングの買い戻しと、日本の輸入企業の買いが101-102円台に並んでいるので、下には突っ込めず2度目の102.60での下げ止まりである。 こうなるとダブルトップの展開が考えられる。 103.70で完成するパターンを想定すれば、これを抜けていけば一旦104円までの戻しはあるかもしれない。 但しその上には輸出の売りがたんまりと並んでいるそうなので、104円台は上昇基調になっても時間がかかる。 逆にここで止められ、再度の売りとなる可能性が大だ。 この4-5日での急激な円高の調整期間としてもタイミングとしては丁度良く、今週金曜日の米国雇用統計までは、ドル売り相場の調整となる可能性が大きい。 もし結果が悪ければ再度のドル安、円高に振れることも視野に入れてほしい。
また、豪ドルは利上げ後のRBA総裁コメントで世界経済の悪影響も考慮する発言があったため、買い方の利食いが旺盛で、再度上昇していくにしてもテクニカル上である程度の調整時間が必要となるだろう。 本日のGDPも予想通りで、年約4%での成長が続いているのが確認された。 テクニカルでは売りでも、ファンダメンタルはピカ一の国であるので、落ち着けば中長期でじりじりと値を戻す展開を予想している。 豪ドルはテクニカルでの動きで乱高下しやすく、最近はユーロドルとポンドドルの動きが限定されているので、その筋からの資金も流れ易く動かすにはいろいろな背景が混ざり合っているので仕掛けには絶好の通貨となりやすく、歴史的な動きで見ても投機的な相場になることもしばしばあるので、短期の動きには左右されないよう見ていきたい。
2008.3.5日 10:54更新
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