FX予言集 フィリップFXブログ
レンジ内の動きだが・・
昨晩のFOMC議事録は、ドルの下落懸念が若干だが織り込まれていて、欧州からの要求も気にはしていたようなニュアンスであった。 ドル安は商品相場を押し上げる原因のひとつの理由となるので、インフレを懸念する向きをも鑑みると、米国のドル安政策?をそろそろ転換時期に来たのではないであろうか。 各国がドルの下落を懸念して、ユーロに変換しているのを考えると、これ以上のドル安も嫌なようで少しづつコメントに織り込まれていくだろう。 とはいっても、市場の流れはなかなか止められないので、今年中はドル安は続くであろうが、あまりユーロやポンドが上昇してしまうと、各国の思惑が一致して介入する可能性も否定できなくなるであろう。 今のレベルではまだいいが、ユーロドルの1.5に向かうような動き(まだ余裕はあるが)が出てくれば、話がでてくるのではないであろうか。 ちょっと早い気もするが、一応頭においておきていたい。
昨日はクロス円が東京市場では輸出の売りで下げ、ヨーロッパ時間ではユーロ高発言が頻繁に出ているので下げる時間帯となっている。 NYKに入り、株高で最初はドル買いで欧州通貨がストップをつけられて下がっていたが、後半はクロス円に買いが入り結局行って来いで終わってしまった。 アメリカダウ平均が最高値ではクロス円が買いになってしまう。 まだ堅調次地合いのレンジ取引は変わらない。これから、来週末まではポンド円は236.50-240.50、ユーロ円164.00-167.00のレンジを予想している。 サプライズがあれば、上の可能性の方が大きいと見ている。 但し、日銀が利上げをしないならばだが。 今日と明日の日銀金利政策も侮ると、わずかな可能性だが利上げの芽もないとはいえないので、用心が必要だ。
2007.10.10日 8:40更新
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