FX予言集 フィリップFXブログ
これからの日本は綿密な国家戦略が必要だ!
ドル円は、114.00-115.85辺りのレンジを繰り返しています。 しかし、上抜けをするかの瀬戸際ですね。 ポンド円があっさりレンジを抜けてきたところを見ると、ユーロ円と共にドル円のした支えとなっています。 ドル円のレンジは、10日ほど続いたので、そろそろブレイクしてもいい頃です。 抜けると、ダブルボトムが完成し、116.40くらいまではありそうです。 ポンド円も235.00から238.70くらいのレンジを見ておきましょう。 ユーロ円は、165.50をターゲットとして上昇中です。 背景にはサブプライム関連の市場への影響がかなり織り込まれていることと、米国の指標が意外と悪くないので、株も含めまた円キャリーが復活するような動きを見せています。
米国のサブプライムの影響で、住宅価格の下落への対処が今後の焦点となってきます。 米国国内では、借金返済の為、持ち家を処分する動きが出てきており、先行きに不安が広がりつつあります。 この下落が長引けば、消費に影響が出てきますから、2-3ヶ月後のクリスマス期間で消費者がどのような買い物をするのか、マインドを確かめられるでしょう。 ただ、クリスマスでの国民総悲観は避けたいでしょうから、FRBや政府も住宅価格には神経を尖らせていくことでしょう。 そうなると、1-2回の追加利下げは予定に入れておかなければなりません。 相場は次の利下げまではほとんど織り込んだようにみれます。ユーロ圏は利上げはしたいが、ユーロ高は嫌だと言っていて相反発言が国ごとに出ており、この辺の折り合いでECBもなかなか苦労しそうです。 それを両方取り入れて政策を運営するには、なんとかドル高に向かってもらうほかなさそうだ。 次のG7では、ユーロ高や円安ではなく、ドル安の話にすりかえられるかが、欧州の思惑でしょう。
しかし、米国はドル安で輸出を応援し、財政赤字をこそこそと減らしていっている。 ブッシュ政権の思惑通りであり、来年の大統領選まではドル安でもいいのではないのかと考えられる。 どちらの思惑が勝つかは、各国の取引次第??なので、切り札を持っている国の考えになびくであろう。 そこに日本も、国民の富のために、国家戦略を練って望んで欲しいものである。
でないと、日本の借金1000兆円以上あるのに、ハイパーインフレを避けて返すのは困難になってくる。
土地と株は買っておこう、消費税が15%に跳ね上がる前に。 デノミ! それもいいかもしれない。
2007.10.1日 7:40更新
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