FX予言集 フィリップFXブログ
テロも関係なく
先週末のイギリステロも関係なく、ポンド通貨の上昇が続いている。背景には今週のBOEの利上げ期待がある。 0.25の予想も0.5%までの可能性を見ている人たちもいるからだ。 当面のターゲットは2.0140でこの高値近辺で予想通り0.25%の利上げとなれば、一旦利食いとなるであろう。 そうなるとポンド円の上昇も鈍くなるが、ドル円上昇で下がる事はないであろう。
今日の短観で、物価の上昇も先行きの景気予想もまだまだ油断できない状況で、8月の日銀の利上げが行われるのか、予想が難しい。 となると、円安基調で安心継続のスローな上昇となりやすい。
はっきりデフレを解消する結果を求めるならば、1ドル140円、1ユーロ175円、1ポンド260円くらいかそれ以上の円安になってもいいのではないか。 確かにキャリー投資は巻き戻しは、リスクが大きいとは言え、金利を上げるのもひと苦労な経済状況では、日銀も動きづらいであろう。 ここ2年はど、日本国内の内需産業である、不動産、金融業が業績を伸ばしていて、逆にハイテク家電や半導体業界がもたもたしているのなら、いっそ円安でハイテクをサポートし、食料を中心とした輸入物価を市場原理によって上げてしまうしかないではないのかと感じる。
輸入物価が上がると、農家問題が大きくなるので政府もなかなか円安容認とはなれないであろうが、そこをなんとかうまく解消して、自然の成り行きで、市場が反転するまでキャリーをさせてはどうだろうか。頭のいい日本の個人投資家が外貨を買って資産をもっと増やして、そのうち日本ハイテク産業に投資をするまで、超円安もいいかも知れない。
2007.7.2日 10:30更新
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