FX予言集 フィリップFXブログ
上海株の戻し
今日、上海株が高値からの落ちから半値戻しを達成してきている。 現在2.1%高の4044ポイントと
なっている。 それにつられて、日本株も持ち直してマイナス100から昨日の終値付近まで戻している。
昨日まで米国株が上海株の後をついて下がっていたが、今日の上海株の戻しでさすがに上がるであろう。 円キャリーは上海株の動きが一番の指標になるので、常に指数レベルくらいは頭においていたほうがよいだろう。 また米国株は6月15日(金)にトリプルウィッチ(日本のSQみたいなもの)があるので、先に下げているのはいいかもしれないが、来週以降はまた注意が必要だ。
さて、ドル円は120.80、ポンド円240.70、ユーロ円は163.10まで落ちて肝を冷やしたか、残念がっている投資家達がいるだろうが、円通貨に動きが出始めたのはディーラー達には喜ばしいことだ。
先日、国際セミナーでスイスのある大手ヘッジファンドCEOの話を聞く機会がありました。 世界中の為替運用者の利益グラフを見せてもらい、1990-2007までの平均利益率が大体12%ほどだそうです。その中でドル円やユーロドルの動きが少なかった1994年と今年前半の2年はマイナスの利益だったそうです。 今年も動きが少ないので、プロの為替ディーラー達の利益がなかなか上がらないようです。 プロほど動けば儲かるのですね。 例えば、1994年のポンド円などは、年間10円幅(150-160)でした、それに今年も、今のところ221-227が一週間だけの命で、ほとんどの期間で231-242の11円ですから、似たようなもんです。 セミプロからプロを目指す皆さんのためにも、この先動きがでるのを期待しています。
トリプルウィッチとは?
アメリカのシカゴの先物やオプション取引所へ上場している3種類の株式派生商品の最終売買日が一致することをいう。
3種類とは、S&P500種先物、S&P100種オプション、個別株式オプション。
3・6・9・12月の第三金曜日がその日に該当し、裁定取引の解消のためのプログラム売買が交錯して現物株式相場が乱高下することから、魔女のように魅力もあり、悪知恵が働いた波乱の相場になるという意味で、魔女( Witch)の仕業にたとえてこう呼ばれている。
2007.6.7日 3:38更新
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