FX予言集 フィリップFXブログ
ドルへ利食い
金曜日に連銀の一人から、公定歩合引き上げは政策金利(FF金利)引き上げのサインではないと発言されたことで、それまでドル買いだった相場に冷や水を浴びせドル売りへと逆行した。 ドル売りとまではいかないが、ユーロドルはテクニカル要因もあって1.34台から一気に1.36台まで上昇し、オセアニア通貨なども同様に急反発となっている。 ドル円は下値にも買い注文があるようで意外と底堅く、クロス円は米国ダウの落ち着きもあって堅調推移となっている。 本日のユーロ円は、125.00にストップ買いがありそれを巻き込んでの上昇となっていて、ここ数日は株価と連動を強くしておりクロス円のリード役となってきそうだ。 上値の抵抗線はひとまず125.60-70にある。 ドル円は92.13あたりまで上昇したが、その上に売りが想定されていた為に反落し91円半ばまで下げている事で、92円前半から半ばまでの売りをこなしていかないととなかなか上は想定されにくく、もし上昇するとしても時間がかかりそうだ。
今週から中国市場が春節明けでの取引が始まることから注目となっている。 それから24日にバーナンキ議長の議会証言があり、FF金利についての見解が気になるところ。 仮にFF金利を上げないようなニュアンスがあるとしても、市場は疑心暗鬼のままで多少はドル買いが弱まるにしても大きく売られることはないと見ている。
2010.2.22日 12:42更新
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