FX予言集 フィリップFXブログ
材料が出てドル反発
金曜日のバーナンキ議長の講演で、ドルの安定や商品価格の下落を歓迎し、またインフレは来年にかけて和らぐとの見通しと言及したのが、ドル高、株高の好材料となった。 更に、ロシア軍がグルジアから撤退したことで、原油相場が下落し一時6.59ドル安まで売られたこともドル買いの材料となった。 全般にドル買いからの調整に動いていただけに、週末を控えてそれらの利食いが始まってしまった。 再度ドル買いモードに戻ったのは、バーナンキ議長のコメントとリーマンブラザースの韓国産業銀行からの買収案報道が理由である。 原油は乱高下しているが、実需のないこの段階ではレバレッジでの買いポジションが膨らんでいたため、120ドルでの売りが旺盛のようだ。 頭は重く、110ドルを割れてくれば下落基調継続となる。 レンジの可能性もあるが、今のところは5分5分であろう。 為替はポンドドルが、薄い東京時間での売りで今年の最安値を更新し、またユーロドルも暴落気味であり、最安値まで近づいている。 ユーロドルの安値を更新すれば、ドル買いの流れは強くなるはずだ。 レンジに留まるならここで反転していく必要があるが、今日はロンドン市場が休めであるため、だましでの下への突込みの可能性もあるため見極めが難しい。 今夜の米国市場できっちり安値を抜けていけば、ドル買いの流れがはっきりするだろう。
2008.8.25日 3:49更新
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