FX予言集 フィリップFXブログ
やはり高値で失速
ポンドは昨日の金利０．２５％上げを受け、上をうかがう姿勢を見せたが、その後失速し逆に押し目を探る展開となっている。 ユーロは、トリシェのインフレ懸念から金利が強含むとの観測から、なかなか下げない状況である。
昨日のポンドドルは金利上昇後は少し下がったが、また上がるような雰囲気はあった。 しかし、売りのタイミングを探っていた投資家が多かったので、米国のＩＳＭ非製造業指数の好転を理由にして、ドルの
買戻しとなっている。 この指標自体が良かったとはいえ、最初から２．０２００から上は売りたかったロングポジションが溜まっていたはずで予想通りの展開だ。 金利イベントが終わり、上が重くなっている。
こうなると、調整幅だが２．０１を割れないと足りなく、このまままた上がると上値があまり望めなくなってしまう。 ２．００５０か２の大台割れくらいまでは押してもいいだろう。
クロス円は、いまだに中立でドル円の上昇で計算上上がっているだけ。 まだ上げ下げを繰り返すであろう。
2007.7.6日 7:18更新
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