225耳より情報
225耳より情報(短期収束シナリオの揺らぎ具合が鍵)
2026年03月03日 08:25
おはようございます。
2日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「週末における米国とイスラエルによるイラン空爆およびイラン最高指導者であるハメネイ師の殺害といった事態、ホルムズ海峡の事実上の閉鎖、および月初で売りが出やすい需給要因から楽観視できるものではありませんが、事態の悪化が拡大しないとの見通しが優勢となれば押し目買いが入ることも見込まれます。一目均衡表の日足の転換線(先物5万7920円、現物5万7733円)、および日足ボリンジャーバンドのプラス1シグマ(先物5万7863円、現物5万7577円)までで押し目買いからのリバウンドがあるかどうかが注目ポイントでしょう。
」と書きました。
実際には、米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を受けた地政学リスクを懸念した売りに加え、前週末の米国株市場でNYダウの大幅安とナスダック総合株価指数も大きく水準を切り下げたことから、5万8000円近辺の大幅安で寄り付いて午前9時台で5万7300円割れまで下落しました。
その後は、原油市況の高騰も警戒されているが、取引時間中に原油先物価格が伸び悩んだことを受けて下げ渋る展開となり、AIインフラを担う銘柄群に買いが流入したことから5万8300円台までリバウンドの戻りを見せた後、5万8000円を中心とした横ばい圏で推移しました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、欧州株の下落を受けて夕方から売り基調で推移し、米国時間開始時までに5万7100円割れまで下落しましたが、米国の製造業に関する景気指標が堅調だったことや米エヌビディアの株価上昇を受けて米国時間では5万7800円台まで上昇する局面があり、5万7690円で引けました。
3日の日経平均株価は、イラン革命防衛隊が正式にホルムズ海峡を封鎖したことを受けて原油価格の高騰が懸念される中、現物価格で一目均衡表の日足転換線と日足ボリンジャーバンドのプラス1シグマが重なる5万7700円台が意識されやすい展開が想定されます。
イラン情勢の短期収束シナリオに確信が持たれにくい中、夜間先物の下値(5万7100円割れ)をトレースする展開も予想される一方、米ナスダック指数がしっかりしていることからAI関連を中心として5万8000円に向けてのリバウンドの買い局面も見込まれるところです。
