225耳より情報

225耳より情報(ホルムズ海峡の事実上の閉鎖で楽観視できず)

2026年03月02日 08:25

おはようございます。

27日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「月末営業日に伴う年金のポートフォリオ・リバランスに伴うポジション調整売りが出やすい需給要因に加え、米半導体指数の下落を受けて下値を模索する展開が想定されます。基本的には夜間取引のレンジを辿るイメージで、5万8300〜5万8800円近辺のレンジ内での推移を想定します。」と書きました。

実際には、米エヌビディアの株価は下落したことが嫌気されて日経平均は寄り付いて約30分後には一時600円安の5万8100円台まで下落しました。しかし、売り一巡後は下値に買いが流入。後場に入り日経平均はプラス圏に浮上し、東証33業種別で精密機器を除く32業種が上昇するなど幅広い買いを受けて5万8900円近辺まで上昇する場面がありました。

夜間取引の日経平均先物(3月限)は、為替の円安ドル高を受けて現物の日足ボリンジャーバンド・プラス2シグマ(5万9600円台)を意識する形で夕方に5万9400円台まで上昇する場面がありましたが、欧州株の軟調な推移を受けて下落基調となりました。米1月生産者物価指数(PPI)の予想からの上振れやイラン情勢の緊張から米国株の下落とともに5万8400円近辺まで下落後、5万8800円近辺までの反発を経て週末終値は5万8640円となりました。

2日の日経平均株価は、週末における米国とイスラエルによるイラン空爆およびイラン最高指導者であるハメネイ師の殺害といった事態、ホルムズ海峡の事実上の閉鎖、および月初で売りが出やすい需給要因から楽観視できるものではありませんが、事態の悪化が拡大しないとの見通しが優勢となれば押し目買いが入ることも見込まれます。

一目均衡表の日足の転換線(先物5万7920円、現物5万7733円)、および日足ボリンジャーバンドのプラス1シグマ(先物5万7863円、現物5万7577円)までで押し目買いからのリバウンドがあるかどうかが注目ポイントでしょう。

一目均衡表の日足基準線が5万6000円近辺にあり、押し目のめどからのリバウンドが無い場合の深押しリスクに要注意でしょう。

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