225耳より情報

225耳より情報(米次期FRB議長指名と貴金属市況の大幅下落の影響見極め)

2026年02月02日 08:25

おはようございます。

30日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「月末要因で大引けにかけてポジション調整の動きが考えられるなか、ナスダック指数の下落が上値を抑えやすい一方、主要銘柄の好決算や米アップルの決算が良かったことを受けたアップル関連銘柄の上昇が下支えする展開が想定されます。一目均衡表の日足転換線(先物5万3000円、現物5万3122円)が押し目買いの水準として意識されるところでしょう。」と書きました。

実際には、好決算を発表した個別銘柄への買いから5万3600円近辺まで上昇しましたが、米連邦準備理事会(FBR)のパウエル議長の後任に「タカ派」のウォーシュFRB元理事が指名される見込みとの報道が流れたことも警戒されて上値は重く、買い一巡後は利益確定売りに押され下げに転換。前引けにかけて5万2900円台まで下落しました。後場に入ると週末と月末が重なえうポジション調整の買い戻しと見られる動きから下値には買いが入り、一時5万3500円まで戻す動きとなりました。

夜間取引の日経平均先物(3月限)は、月末ポジション調整後に売りから入る動きで寄り付き後の5万3100円割れから買い戻していく展開となるなか、トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)次期議長に「タカ派」と目されるウォーシュ元理事を指名すると明らかにしたほか、12月の米卸売物価指数の市場予想からの上振れなどを受けた円安ドル高を追い風に米国時間開始後に5万3800円近辺まで上昇しましたが、貴金属先物の市況が大幅安となったほか、米半導体・大型ハイテク株の下落を受けて下値を5万3100円割れまで試したのち、上値も5万350円近辺で抑えられる展開となりました。

2日の日経平均株価は、衆院総裁選における自民優勢を背景とした「高市トレード」への期待は残るものの、タカ派の米FRB議長の指名が明らかになったことに端を発して貴金属市況、および週末の間のビットコイン価格が大幅に下落した影響が日本株市場にも波及する可能性があります。一目均衡表の日足転換線(5万3122円)から深く押した場合、先物の日足ボリンジャーバンド移動平均(5万2538円)、現物の日足基準線(5万2234円)などが下値のターゲットとして意識される可能性があります。

「節分天井、彼岸底」という相場格言もありますが、後場から大引けにかけて買い戻されるか、売り優勢のまま引けるのかの見極めが必要な局面といえそうです。

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