225耳より情報
225耳より情報(日銀金融政策決定会合後の相場変動が焦点)
2025年12月19日 08:25
おはようございます。
18日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「夜間先物の水準からの買い戻しから、ボリンジャーバンドのマイナス1σ近辺の4万9250円近辺を意識した推移を想定」としつつ「下値が4万9000円近辺からの押し目買いが入るのか、仕掛け的な売りからさらなる下値を探るのかのせめぎ合いもポイントになりそう」と書きました。
実際には、寄り付き後から4万9000円を割り込んで下値を探る展開となり、4万8600円まで下落しました。その後の反発ではボリンジャーバンドの日足のマイナス1σが意識されて4万9100円台までの戻りにとどまりました。
大引けにかけては内需株への買いもあり、4万9000円近辺の横ばいで推移しました。
夜間取引の日経平均先物(3月限)は、欧州時間では引き続き日足のマイナス1シグマが意識されて4万9200円近辺で推移しましたが、米消費者物価指数(CPI)上昇率の鈍化が好感されてナスダック指数が上昇したことを受けて、ボリンジャーバンドの週足のプラス1σ近辺の4万9500円台まで上昇しました。その後は、4万9100円台まで下落後、4万9400円台まで上昇する展開となりました。
19日の日経平均株価は、日銀の金融政策決定会合で利上げが確実視される中、午前中はAI半導体・インフラ関連主導の買いから4万9200円台〜4万9500円近辺のレンジ内での推移に対し、結果発表後の午後の取引では、上下のどちらかに大きく動く展開を想定します。上に動いた場合、一目均衡表の日足の基準線である4万9800円近辺がめどとなりそうです。



