English

225耳より情報

225耳より情報(需給面の下支え要因は弱体化か)

2025年12月17日 08:25

おはようございます。

16日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き5万円割れからの押し目買いの有無・程度が焦点となる中、日経平均平均をTOPIX(東証株価指数)で割ったNT倍率の低下を見込んだ半導体株売りと自動車株・銀行株を中心とした買いが相場の中心となる展開から、5万円を中心に上下それぞれ200円幅近辺での推移を想定」と書きました。

実際には、前日の米国市場で人工知能(AI)の成長に対する不安や米雇用統計の発表を控えた売りが優勢となった地合いを引き継いだことに加え、日銀決定会合での利上げ観測を嫌気したことや個人投資家の損益通算の売り圧力も警戒材料とされて下値を探る展開となりました。

前日までと異なり、内需・バリュー株による下支えが見られず、寄り付き直後の5万円割れから下放れの様相となりました。4万9500円割れから一旦は4万9700円台まで反発しましたが、4万9300円台まで売り直される展開となりました。

夜間取引の日経平均先物(3月限)は、米国の雇用統計や小売売上高など重要経済指標の発表が相次いだ中で、4万9700円を中心に上下それぞれ200円の値幅でのレンジで推移しました。

17日の日経平均株価は、中間決算の配当再投資や冬の賞与といった需給面の買い要因が一巡し、年末特有の損益通算の売りも出やすい背景の下、4万9500円が押し目買いのめどとして機能するかどうかがポイントになりそうです。一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である4万9874円が上値のめどとして想定されます。

最近の記事一覧

 

お知らせ

 

すばトレ! オンライン先物取引

お問い合わせ先
call 0120-881-104

すばトレ!ログイン

各種ブラウザ対応 : HTML5版 (推奨環境
高性能チャートツール : Trading View 搭載

TOKYO PRO Marketといえばフィリップ証券