風読記 フィリップFXブログ
今夜は米GDP
今日も今日とてクリスマス前で方向感に欠ける展開となったが、材料噴出で売りを浴びたのがユーロ。
落ち着いたかと思われていたギリシャ問題に関して格付けがさらに引き下げられてジャンク級に引き下げとの見方がフィッチから示されたかと思えば、ムーディーズはポルトガルの格付けを引き下げ方向で見直すとの発表。
また欧州委員会が金融安定基金に関して2011年に最大165億ユーロ2012年には最大100億ユーロを調達すると発表したことなどでユーロは全面安。対ドルで1.307水準、対スイスフランでは史上最安値をまたも更新となり1.2530水準となっている。
取引日ベースでは今日明日がクリスマス前最後となるが、そんな日に合わせたものではないが重要指標が夕方以降立て続けに予定されている。まずは18:30英指標ではBOE議事録とGDPが同時刻発表、22:30米指標では通常金曜発表のGDPが前倒しで発表されるなどなかなかの顔ぶれ。また、米指標としてはこのGDPが今年最後の主要指標と言ってもいいだろう。
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2010.12.22日 9:03更新
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