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風読記 フィリップFXブログ

ドル下落も買い根強く下げ止まる

 先週まで好調で多少下げても買われていたドルが下落。FOMCでの追加緩和策の発表が取り沙汰される中で、格付け会社が米格付けに関して「米減税パッケージは見通しをネガティブに指定する確率を高める」と発表したこと、またこれは後付け的ではあるが米10年債の利回りが先週末に6ヶ月ぶりの高水準をつけたあとに低下している、などなど複合的な要因によるものだと思われる。
先週までの狭いレンジでの動きから売りたいのに売れなかったドルが先週からのレンジの下限83.50を下回ったことでさらに売り込まれた状況だが、格言にもあるように「知ったらしまい」。この83.5を下回った直後に83.10目前まで迫ったが1時間もしないうちに値を戻し、3時間もすれば再度83.50をうかがうところまで回復する、という軟化はしたものの根強いドル買いをも示すこととなった。
 一方でユーロドルが急伸。ドル円の下落によるドル売り/ユーロ買いからの流れで週明けの1.318水準から1.343まで上昇したが、勢いは続かずNY時間終わりには1.339前後でのNY時間終わりとなった。上昇が1.343水準で腰折れとなったことで、注目すべきは週足。先週の高値も先々週の高値も1.343から1.344で止まっているということ。現状の週足では昨日今日の今週のロウソクまで含め3週連続で同じレンジで動いたことが示されている。となると、期待されるのは「今週残りは同レンジ圏で推移することが予想されるため現在の1.338は試し売り」ということ。この見方では週足での雲の上限1.351が目前に見えてきていることも支援材料になるだろう。
 
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2010.12.14日 9:37更新

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