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風読記 フィリップFXブログ

今週の焦点

 まずは先週末の状況。現地14日、日本時間15日早朝に発表されるFOMCでのさらなる追加緩和策の発表があるかどうかが焦点となる中では限定的な動きにならざるを得ないか。中国の過去最高水準となる19.0%への預金準備率引き上げでいったんは83.50まで下落したものの、ミシガン大消費者信頼感指数が総合74.2と今年6月以来の高水準となり、構成指数の中でも景況感に関しても拡大が見られたことが好感され値を戻し、中国の件の発表前を大きく上回り83.90水準での週末となった。
ユーロは相変わらず上値が重い。IMFがアイルランドへの支援承認を延期すると発表するなど、債務問題はまだまだ根深い。
 さて、今週。繰り返しになるが、市場のターゲットは明日のFOMCの内容。金利据え置きを既定路線となるが、6000億ドル規模の資産買い入れ枠の拡大なるかどうかや、拡大を検討または拡大する余地があるなど買い入れ枠拡大に少しでも前向きな表現が聞かれれば素直にドル売りとして材料視されるだろう。しかしながら、売り一巡後には材料出尽くしから買われる展開も十分に考えられるため、ある程度下がったところで反転するかそのまま下げるかという見極めを迫られる。目安としては日足で11/1と11/9の安値を結んだトレンドラインの延長線上にあたる81.90水準を下回るかどうか、逆に上値ではここのところの上値のメドとなっている84.40を超えてくるかどうかで流れが変わってくるだろう。
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2010.12.13日 9:17更新

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