225耳より情報
225耳より情報(イランによるホルムズ海峡封鎖を受けて寄り付き動向に注意)
2026年07月13日 08:25
おはようございます。
10日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「指数への寄与度が高いファーストリテイリングが好決算を発表したことやAI・半導体関連銘柄への買いが戻ると考えられる中、日本のミニ先物とオプションの7月限の最終決済に関するSQ値(特別清算値)算出のイベント通過後に買いが加速するか、戻り売りに押されるかの方向性がポイントとなりそうです。指数連動型ETFによる分配金捻出のための売り需要の特異日であるものの、需要一巡後は買い要因に転化する可能性もあります。6万8000円台での推移が中心となるなか、一目均衡表の日足転換線(6万9390円)が戻りのメドとなりやすい一方、日足基準線(6万7583円)は下値のメドになると考えられるところ」と書きました。
実際には、先物9月限が6万9010円で寄り付いた後、原油価格の下落も好感され、AI・半導体関連株を中心に買いが入るなか、日経平均先物ミニ・オプション7月物の特別清算指数(SQ)値が6万9171円55銭の概算値となった後も、現物は午前中に6万9374円台まで上昇しました。
後場に入ると利益確定売りに押され伸び悩む展開となり、大引けにかけ上場投資信託(ETF)の分配金捻出に伴う換金売りが出るとの観測が出ていたことも警戒されたこともあり、大引けにかけて6万8500円近辺まで下落しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、6万8740円で寄り付き後、欧州時間は6万8500〜6万9000円のレンジ内で推移しましたが、米国時間になると、トランプ米大統領は10日に自身のSNSでイランから協議継続の求めがあり「同意した」と投稿したこと、および韓国の半導体メモリー大手SKハイニックスの米預託証券(ADR)の米市場上場が投資家心理を支えた面もあり、週末取引終了にかけて6万9300円台まで上昇しました。
13日の日経平均株価は、週末の間にイラン革命防衛隊がエネルギー輸送の要衝、ホルムズ海峡を封鎖すると表明し、米中央軍もイランが海峡を通航中のコンテナ船を攻撃したとして約140の標的を報復攻撃したことを受けて原油先物価格の上昇が予想されるなか、寄り付きが大幅安から始まるか、寄り付きで小幅の下げにとどまるかが重要となりそうです。前者であれば一旦は買い戻し主導となる展開が考えられますが、後者であればザラ場で下落を加速する展開も想定されます。一目均衡表の日足基準線(6万7583円)と日足ボリンジャーバンドの移動平均(6万8616円)近辺が下値と上値の目処と考えられますが、特に下振れには要注意とみます。
