225耳より情報
225耳より情報(月次SQのイベント通過後の方向性に注目)
2026年07月10日 08:25
おはようございます。
9日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「指数連動型ETFによる分配金捻出のための売り需要に加え、日本のミニ先物とオプションの7月限の最終決済に関するSQ週であること、さらに、韓国のKOSPIも同様にオプションのSQを控えているといった要因が残ること、および米国がイランに対して追加攻撃を行ったこともあり、引き続き乱高下が想定されます。一目均衡表の日足基準線(6万7583円)超えでは戻り売り圧力が高まると考えられる一方、週足転換線(6万6061円)〜6万6500円近辺が下値として意識されるとみます。」と書きました。
実際には、先物9月限が6万7860円で寄り付いた後、地政学リスクが高まるなかで半導体などAI関連株を選好する動きが改めて広がり、現物は前引け間際に6万8400円台まで上昇しました。後場に入って上げ幅をやや縮小しましたが、売り物をこなし6万7500円割れで押し目買いが入るなど値を保ちました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、6万7990円で寄り付き後、欧州時間は6万7500円前後まで押される場面がありましたが、米国時間に入ると雇用関連指標の落ち着きから利上げ観測が後退したことやイラン情勢の緊張が和らいだことえお受けて、米国株のAI・半導体関連銘柄への買いを受けて6万9000円前後まで上昇しました。
10日の日経平均株価は、指数への寄与度が高いファーストリテイリングが好決算を発表したことやAI・半導体関連銘柄への買いが戻ると考えられる中、日本のミニ先物とオプションの7月限の最終決済に関するSQ値(特別清算値)算出のイベント通過後に買いが加速するか、戻り売りに押されるかの方向性がポイントとなりそうです。
指数連動型ETFによる分配金捻出のための売り需要の特異日であるものの、需要一巡後は買い要因に転化する可能性もあります。
6万8000円台での推移が中心となるなか、一目均衡表の日足転換線(6万9390円)が戻りのメドとなりやすい一方、日足基準線(6万7583円)は下値のメドになると考えられるところです。
