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225耳より情報

225耳より情報(半導体銘柄への買いの勢いと長期金利上昇の兼ね合い)

2025年12月23日 08:25

おはようございます。

22日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「下値は5万円の節目近辺からの押し目買いの勢い、上値はボリンジャーバンド+1シグマ(19日終値時点)の5万0640円近辺まで値を伸ばせるかどうかが焦点となりそう」としたうえで「年末特有の損益通算に伴う売り圧力が考えられることから、大引けにかけては弱くなりやすい展開を想定」書きました。

実際には、日経平均への寄与度が高い半導体銘柄への買いを受けて日経平均先物(現物より40円程度高く推移)では5万0500円超えで寄り付きました。東証の寄り付き後は長期金利上昇を嫌気して5万0250円近辺まで下落後、押し目買いから5万0630円まで上昇しました。その後は5万0400〜5万0500円の狭いレンジでの横ばいで推移しました。

夜間取引の日経平均先物(3月限)は、当局による介入が警戒されて円高ドル安へと為替相場が反転したことを受けて、米国市場開始時前に5万0150円まで下落しましたが、米国株が堅調に推移したことを受けて5万0300円近辺で底堅く推移しました。

23日の日経平均株価は、下値は夜間取引の先物の安値をベースに5万0100円近辺、さらには一目均衡表の日足の転換線である4万9900円近辺〜5万円での押し目買いが想定される一方、上値は一目均衡表の週足の転換線である5万0436円、さらには日足のボリンジャーバンド+1シグマ(22日終値時点)の5万0560円近辺まで値を伸ばせるかどうかが焦点となりそうです。

長期金利上昇が止まらない場合、半導体銘柄への買い戻し一服後、下押し圧力が高くなる可能性に注意したいところです。

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