風読記 フィリップFXブログ
日銀金融政策決定会合
昨日から開かれていた日銀政策委員会の金融政策決定会合で現状の政策維持が全員一致で決定された。GDPの2次速報値も上方修正されて景気拡大感があるにはあるが、賃金や物価指数が下落していることから事態を見極める必要ありということらしい。
それにしても「事態を見極める」とは便利な言葉だ。悪く言えば様子見でしかなく、政策に対する積極性の無さの表れ、危機感の無さともとることができる。
それほど日本は安穏としていられるということなのかもしれないが、果たしてそうなのだろうか。このあと午後3時半から福井総裁の会見が行われる予定となっている。それ次第で為替が動くことも考えられるので、その発言をしっかりと見極めたいところである。
そんな日銀の政策決定会合、他の見方はこちらから
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2007.6.15日 2:02更新
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