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風読記 フィリップFXブログ

週が明けても材料はかわらず。年末相場か

 韓国延坪島での射撃訓練がアジア圏の地政学リスク再燃か?と見る声もあったようだが、やはり世界で見ればやはり極東の小国の争いということか市場では冷静な受け止められ方となった。北朝鮮が射撃訓練に対して「韓国の実弾演習による挑発に呼応する価値はない」と表明しているが、為替市場にからすれば「それはこちらの台詞」といったところだろう。
 さて、週明けの市場。週が替わったと言っても懸念はやはりユーロ圏のソブリンリスク。PIIGSに英国を加えての+Bになるかとも思われていたが、このBはベルギーだったということか。先週末にベルギー格付け見通しが安定的からネガティブへと引き下げられ、またフランスに関してもAAA格付けを失うのでは、との一部報道でユーロが下落。EUR/USDはもちろんのことEUR/GBPやEUR/CHFでも軟化と総崩れとなり、特に対スイスでは史上最安値を再び更新し1.27を割りこんで1.26前半まで下落した。
ポンドはこの対ユーロでは堅調なものの対ドルでは軟調となっており、5月以降継続してきたおり今月初旬にもサポートされた支持線を割り込んできていることでさらに軟化する懸念もある。
 そうした中で全面的に堅調だったのが豪ドル。本日9:30に発表されるRBA議事録への期待が高まっているが故だが、このRBA議事録では過去に「据え置きは絶妙なバランス」と表現されるなど、本筋とは関係ないが表現の機微も注目のひとつ。この点も期待したい。
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2010.12.21日 9:03更新

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