225耳より情報
225耳より情報(米国とイランの合意覚書はトランプ米大統領の承認待ち)
2026年05月29日 08:25
おはようございます。
28日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「月末を控えて年金によるポートフォリオのリバランス調整から上値が重くなる可能性がある中、先物日足ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万5787円)が上値として意識され、6万5000〜6万5500円のレンジ横ばいを想定します。半導体関連の利益確定売りで深押しする場合には、先物週足ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万4425円)を試す可能性もあります。」と書きました。
実際には、前日の米半導体株安を受けた売り圧力をこなし、前場段階では底堅さを保っていましたが、米国がイランの軍事施設へ新たな攻撃を行い、それに対してイラン側が報復攻撃に出たことが伝わったことを受けてにわかに中東情勢への警戒感が再燃したことから、後場に入って急速に地合いが悪化しました。
先物(6月限)が6万5000円近辺で寄り付いた後、現物は6万4500円近辺への下落から午前中は6万5000円超えまで「往って来い」でしたが、後場寄りの6万4500円近辺から6万4000円割れまで下落後、大引けにかけて6万4500円近辺への「往って来い」となりました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、欧州時間ではおおむね6万4500円を中心とした狭いレンジ横ばいでの推移でしたが、米国時間になって各種経済指標の発表に加え、米国とイランとの間で停戦延長とホルムズ海峡の開放に向けた最終合意書が交わされ、トランプ米大統領の承認待ちと伝えられたことを受けて一時6万5900円まで大幅に上昇する場面がありました。
29日の日経平均株価は、月末営業日要因で年金によるポートフォリオのリバランス調整(債券買い、株式売り)から上値が重くなる可能性がある中、6万5500近辺を中心として、先物6月限の日足ボリンジャーバンドのプラス2シグマ(6万6103円)を含めて6万6000円が上値として意識される一方、6万5000円が下値として意識される展開を想定します。
