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225耳より情報

225耳より情報(年末年始休暇前の利益確定売りが優勢か?)

2025年12月30日 08:25

おはようございます。

29日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「寄り付き前に12月の日銀金融政策決定会合における主な意見の公表を踏まえつつ、ボリンジャーバンドの日足プラス1σ(5万0648円)や一目均衡表の週足転換線(5万0436円)などをめどとして、5万0400〜5万0700円近辺のレンジ内での推移を想定」と書きました。

実際には、日銀金融政策決定会合(今月開催分)の「主な意見」がタカ派寄りの内容であったとの見方が強まり、朝方に為替が円高方向に振れるなか、日経平均先物が9時までの15分間で5万0800円から5万0400円近辺まで急落しました。

個別株物色は活発で非鉄株を中心に商社株も上昇するなどから、下値が支えられて5万0700円近くまで戻る局面がありましたが、大引けにかけて再度5万0400円近くまで売られる局面がありました。

夜間取引の日経平均先物(3月限)は、日銀の追加利上げを織り込む円買いが継続する中、5万0300〜5万0500円近辺へとレンジを切り下げたのち、米国時間になると米国株の利益確定売りにともなって、一時5万0250円近辺まで下落する場面がありました。

30日の日経平均株価は、週足(26週)ボリンジャーバンドのプラス1シグマ(5万0287円)や週足一目均衡表の転換線(5万0436円)が下値と上値のめどとなりやすいとみます。年末年始の祝日を控えて利益確定売りが強まれば、5万円を意識した下落も警戒が必要な面もありそうです。

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