225耳より情報
225耳より情報(ETFの需給売り要因とフランス総選挙後の市場の反応は?)
2024年07月08日 08:24
おはようございます。
5日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「4万1000円の節目超えから3/22高値かつ史上最高値の4万1087円を試すこと、および、その近辺では大口の利益確定売りに押されることが想定」と書きました。
実際には、寄り付き後に4万1100円の史上最高値更新の後、4万0815円まで下落後からの押し目買いで4万1063円まで上昇後、4万0750円割れまで再度下落してからの再度の押し目買いと、上下動を繰り返しました。
日経平均先物(9月限)の夜間取引は、6月の米雇用統計発表を受けて上振れ後、4万900〜4万1070円と、4万1000円を挟んだレンジで推移しました。
国内では東京都知事選挙、海外ではイラン大統領選やフランス国民議会選挙など週末のイベントが相次ぎました。フランスの国民選挙は、左派連合が第1党になったことは市場にとってはサプライズだった面もあるでしょう。
8日の日経平均株価は、指数連動型ETFの分配金捻出のための売り要因も控えていることから先回りした先物売りなどにより一時的に売りに見舞われる局面も想定されます。
5日の価格帯の範囲内で推移することを基本としつつ、やや下振れの可能性も考慮するような展開を想定します。