風読記 フィリップFXブログ
日経平均16000円台一時回復
ようやくサブプライム問題に端を発した市場の急変もひと段落といったところでしょうか。為替もドル円が114から115といったごく狭いレンジでこのとこと推移していますしね。ただ、金利差を考えるとポンド円のように通貨間の金利差が特に大きい通貨は円キャリー再燃の可能性がゼロではなく、再度上値を試しにいくことは十分に考えられます。225や226の中盤から前半あたりで買い場を探してみてもおもしろいですね。
それにしても午前中に行われた日米財相の電話会談が行われたそうですが、アメリカの内情は置いておくとしてもあちらは先日緊急の利下げを行ったばかり。会談したところでなにが変わるのでしょうか。また、日本の方でも財務大臣が組織上のトップではあるものの、政策決定会合においては議決権すら与えられていないのが実際のところ。この2人の電話会談、どういう意味合いがあったのか…。実質的な影響よりも世界に向けて協調性をアピールというポーズ、といったところでしょうか。日本の表現では「三味線を引く」とも言うそうですが…。どうせならキレイな三味線を聴きたいものです。
今回の会談、その他の見方はこちら…http://fx.blogmura.com/fxinfo/為替情報ブログ集
2007.8.21日 3:51更新
固定ページ
アーカイブ