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風読記 フィリップFXブログ

たまには株式も見てみよう。

 先日猛暑関連株についてすこし触れたが、今日は別の側面からアプローチしてみたい。先日のものに加えて円安というが台頭してきている。これを踏まえて今週の株式での注目銘柄を3つほど挙げてみよう。
・東京電力(株) コード9501
 今日の終値で18100円台を回復して本格的に回復基調と言えるレベルにまでなってきているのではないだろうか。活況時にまず物色されるのが各カテゴリーの筆頭の銘柄だと昔から言われている。猛暑、エアコン使用、消費電力アップ…。少し安直かもしれないが「何か押さえておいた上で新興株を…」とかキャピタルゲインよりもインカムゲインといった時に考えてみてもいいかもしれない。
・京浜急行電鉄(株) コード9006
 ここのところのガソリン価格の高騰、夏に向けての行楽シーズン。車よりも電車で、というところでの注目株である。銘柄ごとの株価的にもここ1年ほどの間では安値圏といってもいいところにありる。750円~800円の値段で反発するようなパターンが見られるので、そろそろいい時期にきているのではないだろうか。今はまだ800円よりも高く推移しているが、800円割れで手放すのを検討750円割れでロスカットといったところか。
・(株)一休 コード2450
 日銀の利上げ観測が秋以降にずれ込むのではないかという観測も出ている中での円安、夏休みという一大行楽シーズンを前にしてのこの円安は海外旅行を検討するにしても二の足を踏む状況。そこで自然と目は国内旅行へ。ただ、国内旅行で「安・近・短」では面白くない。ここのところの本物志向・高級志向という国民のトレンド意識を考えるとほんの少しの贅沢を、と考える向きもあるだろう。ということで、国内向けの高級旅館の検索・予約に特化したサイト「一休.com」を運営するこの企業というのはどうだろう。業務上でヤフー内の検索カテゴリ、ヤフートラベルに登録しているというのも強みと言える。
 先週から再びじりじりと上げてきている株価も18100円超えで引けている。このまま一本調子で上がっていくのか、調整が入るのか。今の円キャリーにも同じことが言えるのではないだろうか。
 こういった値段の動くものを扱っている性質上、リスクは切っても切れない存在になる。こう言ってしまえば元も子もないが、毎回確実に連戦連勝で勝率100%というのは見たことも聞いたこともないしあり得ないこと。肝心なのはリスクにどう対処するか、なのである。対処の方法として大別すると許容・回避・軽減(分散)といったものが挙げられよう。このうち許容はそれこそ財布と相談しながらという話になってくるし、回避は100回の内100回勝つことができないのと同じように100%回避ができるものではないだろう。
 そこで残る軽減・分散である。たとえばストップ注文の設定。これだと多少のマイナスは出るかもしれないが、傷が大きくなるのを食い止めることができる。また、他の投資でヘッジをしておく分散もある程度の計算が立てられて被害を少なくすることもできる。俗に「相場は生き物」なんて言ったりもするが、我々人間も万が一に備えて生命保険や損害保険に入るのだから、相場にも同じような対応で保険を組んであげるくらいの気持ちでのぞみたいものである。
もっと本格的な株式の分析は株式ブログ村でも見られます。

2007.6.18日 5:27更新

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