225耳より情報
225耳より情報(米国感謝祭を控えつつ、5万円の攻防で上振れ余地も)
2025年11月27日 08:25
おはようございます。
26日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「米エヌビディアの株価下落が止まらない中、ソフトバンクグループへの売りが止まるかどうかが鍵を握りそうです。為替の円高ドル安や国内長期金利上昇から4万9000円超えの上値が重い一方、4万8500円近辺の下値を想定」と書きました。
実際には、AI・半導体関連の主力どころが買われたことで上昇基調を強めましたが、東証プライム市場全体では業種別には電力や銀行、不動産など内需株への買いが目立ち、ほぼ全面高となりました。
4万9000円近辺の寄り底から、午前中に一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)である4万9700円台後半まで上昇しました。40年国債入札後に利益確定売りの動きが見られましたが、4万9500円割れから押し目買いで堅調に推移しました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米国市場が利下げ期待の高まりと27日の感謝祭祝日を控えて良好なムードの中で買い戻し主体の動きとなったことを受けて、4万9400円近辺から5万0200円近辺まで上昇しました。
27日の日経平均株価は、米国市場の祝日を控えて小動きとなることが考えられますが、5万円の節目ではデリバティブ絡みの動きから上振れしやすい面もありそうです。上値は一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である5万0436円がめどとなる一方、4万9750〜5万円割れでは押し目買いからの反発が見込まれます。



