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225耳より情報

225耳より情報(エヌビディア好決算からの戻りの勢いの強さを試す)

2025年11月20日 08:25

おはようございます。

19日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「反発局面から4万9000円超えの上値を試す展開が想定されます。一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が4万9590円にあることから、上振れの余地も考えられますが、値動きの激しい展開買いから4万8500円の下値を試す場面も考えられるところ」と書きました。

実際には、朝方に4万8235円まで下落後は売り一巡から押し目買いや買い戻しが活発化し、前場引けには4万9000円を超えました。20年国債入札が冴えなかったことから下落に転じた後は、再度、4万8500円割れの下値を試す展開となりました。現地19日に米半導体大手エヌビディアの決算発表を控え、半導体セクターにはポジション調整の売りが優勢だったほか、日中関係の悪化を警戒した目先リスク回避ムードも拭えませんでした。

夜間取引の日経平均(12月限)は、為替の急速な円安ドル高、および、米国市場の時間外で発表されるエヌビディア決算への期待から、ハイテク株中心のナスダック総合指数が堅調に推移したことを受けて、4万9500円まで上昇する場面がありました。その後、暗号資産のビットコインが軟調だったことから4万9000円割れまで下落する場面がありましたが、取引時間終了に向けて買い戻される展開となりました。

20日の日経平均株価は、時間外取引のエヌビディア株価が、好調な決算内容を受けて上昇して推移していることから、AI半導体関連銘柄を中心とした買い、および円安の進行から4万9500円超えから5万円に向けた上昇が期待できるとみます。

一方で、利益確定売りや日中関係悪化に伴う景気冷え込みへの懸念からの売り圧力も強いと考えられ、一転して4万9000円割れの下値を試すような、ボラティリティの高い展開となることも想定されます。投資センチメントの観点では、ビットコイン価格の動向も鍵を握りそうです。

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