225耳より情報
225耳より情報(米利下げ見通し復活で寄り付きリスク選好からの展開)
2025年11月25日 08:25
おはようございます。
21日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「三連休を控えてポジション調整の動きが見込まれることから、4万8500円を中心に4万8000〜4万9000円の大きなレンジ内でボラティリティの高い展開を想定します。一目均衡表の週足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が4万8500円近辺にあり、先々の見通しを窺ううえで押し目買いが機能するかどうかの重要ポイントとなりそう」と書きました。
実際には、米株安を受け、AI・半導体関連などハイテク株に売りが膨らみ、指数寄与度の高いソフトバンクグループとアドバンテスト、東京エレクトロンの3銘柄で日経平均を1300円強押し下げましたが、内需株は底堅く、プライム市場に上場する8割の銘柄が上昇しました。
構成銘柄が寄り付いてからは、概ね4万8500〜4万9000円のレンジで推移しました。
夜間・祝日取引の日経平均先物(12月限)は、21日の夜間で4万8000円近くまで下落する局面がありましたが、米FRB(連邦準備理事会)高官による利下げ支持発言が相次いだことや米アルファベットへの買いを背景とした米ナスダック指数の上昇を受けて、日本時間25日の朝にかけて4万9600円近くまで上昇する場面がありました。
25日の日経平均株価は、一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が4万9590円の水準にあることから、4万9500円超えがあった場合、4万9750円近辺までの上振れの余地があるものの、利益確定売りが強まる可能性がありそうです。



