225耳より情報
225耳より情報(ソフトバンクグループの株価動向が焦点か)
2025年11月26日 08:25
おはようございます。
25日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「一目均衡表の日足の基準線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)が4万9590円の水準にあることから、4万9500円超えがあった場合、4万9750円近辺までの上振れの余地があるものの、利益確定売りが強まる可能性がありそう」としつつ、「夜間・祝日取引の値動きからは、4万9100円近辺が下値のめどとして意識されやすいとみます。」と書きました。
実際には、日経平均先物が午前9時前に4万9730円まで上昇後、下落に転じ、日経平均株価も寄り付き後の4万9180円が高値となり、ソフトバンクグループへの売りとともに、その後は4万8500円近辺まで下落する展開となりました。さらに、米利下げ観測に伴う円高ドル安や長期金利の上昇も売り要因となりました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米国市場開始時に米経済指標の発表が相次いだのを受けて4万8300円割れまで下落しましたが、AI関連株の復活とFRBの利下げ期待の再燃から米国株が堅調に推移したことを受けて、4万9000円まで上昇しました。
26日の日経平均株価は、米エヌビディアの株価下落が止まらない中、ソフトバンクグループへの売りが止まるかどうかが鍵を握りそうです。為替の円高ドル安や国内長期金利上昇から4万9000円超えの上値が重い一方、4万8500円近辺の下値を想定します。



