225耳より情報
225耳より情報(値動きの荒い展開を想定)
2025年11月07日 08:25
おはようございます。
6日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「 引き続きボラティリティ(価格変動性)の高い推移が想定されます。一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が5万0800円水準に上昇するとみられることから、オプション権利行使価格でもある5万0750円近辺を下値のめどとみます。」と書きました。
実際には、主力株を中心に買い戻し主体の動きとなりましたが、寄り付き後の5万1250円を高値として戻り売りに押され、5万0600円近辺まで下落しました。その後は5万1000円付近の横ばいのまま大引けまで小動きで推移しました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、夕方は欧州市場の動向を反映して5万0500円近辺まで下落しましたが、押し目買いから5万1000円まで上昇する「往って来い」となりました。
その後、米国の人員削減が加速しているデータの発表や米国ハイテク株の割高感からの売りを受けて一時5万0100円を下回って下落するなど、価格変動性の高い推移となりました。
7日の日経平均株価は、5万円〜5万0500円のレンジ内で5万0250円を軸とした推移を想定します。ただ、週末を控えていることもあり、5万円近辺まで下落した場合、不安定な米国株市場への警戒を背景に、投機的な売り仕掛けの動きから一時的に下振れする可能性にも配慮が必要でしょう。



