225耳より情報
225耳より情報(米ナスダック総合指数は堅調)
2025年11月04日 08:26
おはようございます。
31日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「月末特有のポートフォリオリバランスやTOPIXの浮動株比率調整に伴う大引け近辺での商いなどが予想される中、上値が重くなる展開を想定します。5万1500円を挟んで上下それぞれ250円近辺の値幅での推移をめど」と書きました。
実際には、午前中は、AI・半導体関連株への人気が続いたことや前日取引終了後の好決算発表銘柄を中心に、5万2400円近くまで上昇しました。その後は月末ポジション調整を意識した売りに押されて5万1700円近辺まで下落しましたが、午後になって取引時間中に好決算を発表した銘柄を中心に買いの勢いの勢いが復活し、大引けにかけて5万2400円超えまで上昇しました。
夜間・祝日取引の日経平均先物(12月限)は、3日の夜間以降、製造業に関する景気指標の悪化により5万2100円まで下落する局面がありましたが、アマゾン・ドット・コムやAI(人工知能)関連銘柄への買いを受けてナスダック総合指数が堅調に推移したこともあり、5万2100円から5万2600円近辺まで上昇しました。10/31夜間以降を通じても、5万2100円から5万2700円の間を推移しました。
4日の日経平均株価は、米国株市場の流れを受けて引き続きAI関連銘柄への買いが続くとみられるほか、国内企業の好決算発表銘柄が相次ぐことから、5万3000円を試す余地がある一方、5万2500円割れの局面で利益確定売りから5万2250円近辺までの深押しの余地もあるとみます。



