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225耳より情報

225耳より情報(米中首脳会談の結果は織り込み済み、米国巨大ハイテク企業決算を受けて)

2025年10月31日 08:25

おはようございます。

30日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「次回12月米FOMCの利下げ観測が後退したことや米巨大ハイテク企業の決算発表後の株価反応がマチマチであることから、上値が重くなる展開が想定されます。お昼近辺に発表予定の日銀金融政策決定会合で利上げに向けた地ならしが強まることも売り要因となる可能性」としつつ、「米中首脳会談で関税に関する何らかの合意が成されれば、一時的に買われる展開があることを考慮すると、5万0500〜5万1500円近辺のレンジでボラティリティの高い展開を想定」と書きました。

実際には、午前中は半導体株の堅調な推移を背景に5万1000〜5万1400円近辺のレンジ横ばいで推移しましたが、日銀金融政策決定会合の発表後に5万1600円台まで上振れました。米中首脳会談が終了後、一時5万1000円割れまで下落しましたが、円安の進行を背景に買い戻されて5万1500円台まで上昇する場面がありました。

夜間取引の日経平均先物(12月限)は、植田日銀総裁の会見から欧州中央銀行の金利据え置き決定まで円安が続いたことを受けて、5万1800円台まで上昇しました。米国株市場の取引開始後は、巨大ハイテク株の下落を受けた米国株相場の軟調な動きに連れて、5万1300円近辺まで下落しました。

31日の日経平均株価は、月末特有のポートフォリオリバランスやTOPIXの浮動株比率調整に伴う大引け近辺での商いなどが予想される中、上値が重くなる展開を想定します。5万1500円を挟んで上下それぞれ250円近辺の値幅での推移をめどとみます。主力銘柄の決算発表に対する反応の指数への影響は限定的とみます。

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