225耳より情報
225耳より情報(米CPI発表と米銀決算)
2025年07月16日 08:25
おはようございます。
15日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「引き続き様子見気分が強まる中で、夜間取引のレンジ(3万9300〜3万9550円)を中心に推移するとみます。一目均衡表の日足の転換線(ローソク足26本分の高値と安値の中心値)である3万9650円近辺、日足の基準線である3万9200円近辺が、上振れ、下振れの際の目処になることも考えられます。」と書きました。
実際には、3万9400円割れまで下落した後、為替のドル高・円安を背景に輸出セクターが買われたこと、および米エヌビディア<NVDA>が中国向けAI半導体の輸出再開を表明したこと を受けて3万9650円近辺まで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、6月の米国消費物価指数の発表を受けて為替の円安ドル高が進展したことから、3万9800円超えまで一時上昇しましたが、米長期金利上昇と米国株市場で主力銀行株が4-6月決算発表後の株価の動きが冴えなかったことを受けて、3万9600円割れまで下落しました。
16日の日経平均株価は、長期・超長期金利の上昇を受けて引き続き一目均衡表の日足転換線である3万9650円近辺が上値の目処となる一方、3万9500円を中心に、為替の円安ドル高を背景に3万9350円近辺では買いが入りやすい展開を想定します。