225耳より情報
225耳より情報（米国祝日を控えて小動きか）
2025年06月19日 08:25
おはようございます。
18日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「イラン・イスラエル情勢の深刻化が原油価格の高騰に反映するかどうかがポイントになりそうです。3万8000円の節目割れを試す一方、為替の円安ドル高に下支えされる展開を想定」と書きました。
実際には、寄り付きの3万8365円を底値として大引けの3万8865円まで一貫して上昇する展開となりました。
為替の円安ドル高に半導体やゲーム・キャラクター関連株の買いが目立ちましたが、先物などデリバティブ取引で、中東情勢による下落を見込んだ売り方が損失回避の買い戻しを迫られているとの見方もありました。
夜間取引の日経平均先物（9月限）は、米国債取引に関する規制緩和が報じられたことを受けてのドル売り地合いから3万8600円割れまで下落しましたが、その後は米FOMC（連邦公開市場委員会）で利上げ据え置きが決定されて以降も、概ね3万8600円台の横ばいで推移しました。
19日の日経平均株価は、米国市場の祝日に伴う休場を控えて取引が薄くなることが見込まれる中、3万8500円の節目を下値として意識しつつ、3万8800円近辺の上値までのレンジ内での推移を想定します。
