225耳より情報
225耳より情報(相互関税発表前の2~3月の相場水準に回帰か?)
2025年05月13日 08:25
おはようございます。
12日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「3万7500円超えでは戻り売り圧力が高まる展開を想定」としつつ、「スイスで開催中の米中高官会議の動向が明らかになることで株価が振れやすいこともあり、下振れの際には深押しの可能性への警戒も必要でしょう。(具体的な詳細は、日本時間の夜間以降の発表になりそうです。)
」と書きました。
実際には、寄り付き後の3万7726円を高値として戻り売りから下落しましたが、3万7400円近辺からの押し目買いで大引けにかけて3万7700円近辺まで上昇しました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、取引開始前に米中高官協議について相互に関税を115%引き下げるというサプライズ的な内容が発表されたこともあり、3万8200円近辺から3万8800円近くまで上昇しました。
13日の日経平均株価は、利益確定売りと売り方の損失回避の踏み上げ的な買い戻しを巻き込んで、3万8500円割れから3万8800円近辺のレンジ内での推移を想定します。
自動車・部品、鉄鋼・アルミニウムへの関税は既に発動しているものの、概ね今年2~3月の相場の状況に遡ったと見てよいように思われます。