225耳より情報
225耳より情報(連休明けの夜間先物は大幅高)
2024年02月13日 08:24
おはようございます。
9日の「225耳より情報」で日経平均株価について、「3万7000円超えから寄り付き後にSQ値を上回っての上昇加速となるのか、3万7000円を大きく超えるSQ値に上値を抑えられて3万7000円割れで主に推移するのか、どちらの可能性もあると思われます。国内で三連休を控えていることは利益確定売りに繋がる面もありそう」と書きました。
実際には、ミニ先物とオプションの2月限のSQ値は3万7018円となり、寄り付き直後から3万7000円超えで推移しました。3万7287円の高値まで値を伸ばしましたが、その後は利益確定売りからほぼ安値引けの3万6897円で終わりました。
日経平均先物(3月限)の祝日・夜間取引は、13日の米国株市場でソフトバンクグループ子会社の英アーム株価や生成AI(人工知能)関連銘柄の高騰を背景に、3万7500円超えまで値を伸ばしています。
13日の日経平均株価は、ソフトバンクグループおよび好決算銘柄が中心となって牽引していく展開が予想されます。
なお、今週の18日から来週の22日まで、「半導体のオリンピック」と呼ばれる国際会議である「ISSCC」がサンフランシスコで開催されることも、その間の21日にエヌビディアの決算発表があることも含め、半導体銘柄への関心を一層高める要因となりそうです。
祝日連休明けで寄り付きに大幅高騰から始まる場合、とりあえず既存ポジションの利益確定売りを行う向きも比較的多いように見受けられますので、買いから入る場合は押し目を窺うスタンスのほうがよいかもしれません。
その場合、9日高値近辺から3万7000円に向けて押すのかどうか、あるいは、マド(空白の価格帯)を空けて上昇していくのか、その辺りがポイントになりそうです。