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225耳より情報

225耳より情報(寄り付き後にSQ値を上回るかどうかが鍵)

2024年02月09日 08:23

おはようございます。

8日の「225耳より情報」で日経平均株価について、「オプション権利行使価格である3万6125円、3万6250円、3万6375円、3万6500円が意識されやすいとみます。その中でも3万6250円と3万6500円がより重視されやすいと見て、下値と上値の目処と見たいところです。3万6500円を超えた場合に売りポジション損失回避の買戻しや先物買いで上振れる可能性も頭の隅に置いておくべきでしょう」と書きました。

実際には、日銀の内田副総裁が、マイナス金利を解除しても「どんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」と発言したことを受けて、為替の円安ドル高とともに3万6500円を上抜いて3万6956円まで上昇しました。

子会社で半導体設計の英アームが米国市場で大幅高となっていたのを受けてソフトバンクグループが大きく値上がりしていたなかで、2月限のミニ先物とオプションの取引最終日ということで売りポジションの損失回避を優先した先物買い戻し、あるいはコールオプション売り建てに係るデルタヘッジの先物買い加速に繋がった面が窺われます。

その後の日経平均先物(3月限)の夜間取引は3万7120円まで上昇する場面がありました。

9日の日経平均株価は、3万7000円超えから寄り付き後のミニ先物とオプションの最終決済に係るSQ値(特別清算値)を上回っての上昇加速となるのか、3万7000円を大きく超えるSQ値に上値を抑えられて3万7000円割れで主に推移するのか、どちらの可能性もあると思われます。

国内で三連休を控えていることは利益確定売りに繋がる面もありそうですが、どちらにも対応できるように臨機応変に構えていくことが肝要でしょう。

日足のローソク足で大きな陽線を1本出した翌日は、同じような陽線が続きやすい(陽連となる)面もあるかもしれません。

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