為替勝力 フィリップFXブログ
PMIが良くなってもBOEの利下げ観測が後退せず
水曜日にユーロ圏の次にイギリスも2月PMI(購買担当者指数)を発表した。1月の42.5から43.2まで上昇し、予想された41.9を上回る良い結果となった。景気後退の局面が変わらないが、ここ三ヶ月の数字を見たら、少しでも良くなっていることが分かった。一方、リストラの嵐も弱まっている様子。
輸入物価指数が先月の50.7より50.3に下落したが、輸入物価の上げ幅を言えば、この調査を始めた以来最も小さい幅となっている。そのため企業が景気回復に対する期待が前進している。また38%以上の企業がこれから1年のうち、サービス業が段々活発になっていくことを予想し、サービス業が最悪な時期を乗り越えたのではないかとの声も聞こえている。
ただし、PMIの発表が好感を買っているにもかかわらず、43.2という数字は50の平均レベルにまだかなりの差があるので、木曜日にBOE政策金利の発表に影響を与えないだろう。市場が依然として50bpの利下げ観測が主流となっている。
※PMI(購買担当者指数)とは、企業の協力によってデータが獲得し、そのデータから算出される生産高指数など11個の指数の中の5個を用いて求められ、製造業の全体的な景気状況を表すものである。
2009.3.4日 7:29更新
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