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為替勝力 フィリップFXブログ

人民元サプライズは一段落

 中国人民銀行が為替改革を推進したことによって月曜日から火曜日まで激しく動いた市場は、今日のアジア時間に異常に落ち着いている。中国よりの材料は一段落のようだ。
 今回中国による人民元の弾力性強化は、「中国の購買力上昇」→「商品価格上昇」→「資源国通貨を始、収益性の高い通貨が上昇」との構図を浮上させた。言い換えると人民元の切り上げはリスク志向を前進させ、避難通貨のドルと円との下落を招致するはずだ。
 ところが、火曜日に人民元のドルに対する急落により、「弾力性強化は、人民元の上昇だけでなく、下落も容認することになる」との見方が徐々に拡大した。中国人民銀行が22日に1ドル=6.7980元との基準値を設定したものの、23日午前、基準値を1ドル=6.8102元にやや人民元安で設定した。つまり中国は、改革姿勢を示す一方、急激な元高を容認しない意向を表明した。
 この最設定により、人民元の上昇に対する楽観的な観測が大幅に後退した。但し、中国為替政策は2005年に対ドル固定相場制から、一定範囲内での変動相場制に移行したのは事実だ。人民元が完全な変動相場制に移行するのは時間の問題ではないか(かなりの時間が必要だが)。
 今日からBOE議事録、FOMC政策金利、週末のG20などが注目のポイントになるが、FOMCの発表は極めて重要だ。政策金利は欧州債務危機の影響やインフレが抑制されていることで据え置きになると予想されるが、声明文の内容は前回よりどう変わってくるかは市場の関心を集めている。市場参加者は、FRBによる利上げサイクルに期待し、その動向をタイムリーに掴むために、今夜の発表を見逃すわけにはいかない。

2010.6.23日 12:00更新

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