風読記 フィリップFXブログ
リーマン・ブラザーズ決算発表
昨日少し触れたサブプライム問題に関連していそうな企業の決算、まずはリーマン・ブラザーズのものが発表になりました。第3四半期(6月-8月期)の数字ということでサブプライム問題が表面化する前とその後の期間でどの程度の影響がでているのかに注目が集まっているところでした。
実際に住宅ローンなどで償却されたものは7億ドル程度とのことですが、同社の最高財務責任者(CFO)がロイター社のインタビューの中で「今後これ以上多額の償却計上は予想していない」と発言したり、投資家との会談の中では「予期しない事態が発生しない限り、クレジット市場の調整は最悪期を脱したと感じている」と述べたりしているそうです。
四半期決算の結果としては減益ながらも市場予想よりも上回った発表となったことで今回のサブプライム問題が解決とまではいかないまでも光が差してきたと捉えてもいいのではないでしょうか。
お昼過ぎには日銀の政策金利の発表がありますが、果たして日銀がこの状況で動いてくるのか?注目したいところですね。
その他の日銀の政策金利発表やFOMCの見方はこちらにも…
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2007.9.19日 9:13更新
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