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風読記 フィリップFXブログ

景況感判断は?

 午前中に企業の景況判断指数が発表になった。それによると大企業全体での4-6月期の景況判断は-0.9と1-3月期の+6.2を大きく下回る結果となった。同じく全体での7-9月期の見通しは+12.0、10-12月期の見通しが11.5と先行きは明るそうだが、前回3月22日調査時点での4-6月期の見通しでは+4.2だったというから「見通し」には多分に希望的観測が入ってくると見た方がいいだろう。福井総裁がデフレからの脱却をなかなか宣言できないのには日本全体といったマクロ的な見方ではなく企業単位といったミクロでの感じ方にあるのかもしれない。しかし、日銀にもいい加減しっかりしてもらわないと、デフレ脱却どころの話ではなくスタグフレーションなんて声も聞こえてきそうである。こうした景気を監視するのが日銀の役目ではなかっただろうか。
 監視されていると言えば、隣国北朝鮮。日本の国内で朝鮮総連の問題が明るみに出たかと思えば、タイミングを図ったかのようなIAEAの査察受け入れの表明。これで六カ国協議がすんなりと再開されるかと思ったら再度のミサイル発射事案。まったくもって話題に困らない国である。「地政学リスク」として一括りに扱われる中東のイスラエルでは人工衛星打ち上げの際に西へ向けて打ち上げるという話だ。ご存知かもしれないが、地球の自転の方向を考えると東に向けて打ち上げたほうが時間も短くなるし燃料も少なくて済む。そこをあえて地球の自転に逆らうように西側へ向けて打ち揚げるのは火種の多い東側を避けているということに他ならない。無用なトラブルは避けようというわけである。この美談とも言える措置、かの国の有名な国営放送で流して欲しいものだ。
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2007.6.20日 12:21更新

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