English

225耳より情報

225耳より情報(日本の政局不安と米中摩擦再燃相場)

2025年10月15日 08:25

おはようございます。

14日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「米国株市場の堅調な戻りを受けて、10日夜間の日経平均先物で米国株市場が始まる前に付けていた4万7500円近辺まで上振れての戻りを試す余地があるとみます。一方で、公明党の連立離脱に伴う首班指名の不透明感からの売り圧力から、4万6750円をめどに下値を試す展開もあり得るとみます。」と書きました。

実際には、寄り付き後に4万7800円台まで戻りを試した後、国内で公明党の連立政権離脱による政局不安や中国商務省が14日に韓国の造船大手の米国子会社に制裁を科すと発表するなど、中国のレアアース輸出規制強化の動きに端を発した米中摩擦が再び表面化していることを背景に、大引けにかけて売り基調となりました。

ここまで相場を牽引してきたAI関連や半導体関連の主力銘柄が値を崩し全体相場を押し下げ、4万6500円台まで下落する場面がありました。

夜間取引の日経平均先物(12月限)は、パウエル米FRB(連邦準備理事会)議長の講演ハト派的な内容だったことや米銀行株の好決算発表を受けて、4万6500円近辺から4万7200円近辺まで上昇しました。その後は、トランプ米大統領によるSNS上でのコメントを受けて4万6900円近辺まで下落しました。

15日の日経平均株価は、政局への不透明感に加え、米中摩擦の再燃に関するニュースで下落しやすい状況が続く中、一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)の近辺である4万6500円が下値として意識されやすいとみます。4万7000円超えの水準では戻り売りが出やすいと想定されます。

最近の記事一覧

 

お知らせ

 

すばトレ! オンライン先物取引

お問い合わせ先
call 0120-881-104

すばトレ!ログイン

各種ブラウザ対応 : HTML5版 (推奨環境
高性能チャートツール : Trading View 搭載

TOKYO PRO Marketといえばフィリップ証券