225耳より情報
225耳より情報(日銀短観後の動きに注目)
2025年10月01日 08:25
おはようございます。
30日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「米国のつなぎ予算成立に向けた動向から上振れや下振れの可能性もありつつも、 3月決算銘柄の中間期末であることからポジション調整の動きを中心に、4万5000円およびオプション権利行使価格の4万5250円を意識した動きになると想定」と書きました。
実際には、ドル安・円高方向に振れていることが警戒されたほか、中間期末に伴う機関投資家のポジション調整の売りから、午前中に4万4700円台まで売られましたが、押し目買いから4万5100円台前半まで上昇する場面がありました。概ね、4万5000円の節目を意識した動きで推移しました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、米連邦政府機関の一部閉鎖の可能性が高まりつつあることから売りが優勢となり、4万4600円台まで下落しましたが、米国債買いと米半導体エヌビディアへの買いを受けて押し目買いの動きから4万4800円台まで上昇しました。
1日の日経平均株価は、寄り付き前に日銀短観が発表されることもあり、寄り付きから上下に振れやすい展開が想定されます。午後には米連邦政府機関の一部閉鎖が確定すれば、4万4500円をめどとした一段安となることも考えられます。