225耳より情報
225耳より情報(9月中間期末のポジション調整が中心か)
2025年09月30日 08:25
おはようございます。
29日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「配当権利落ちがある中、4万5000円割れを押し目として買いが入るのかどうかが焦点となりそうです。上値が4万5200円台にとどまれば、4万5000円割れからの下振れが大きくなる展開も想定さ」と書きました。
実際には、配当権利落ちによる売り圧力と為替のドル安円高圧力から、寄り付き後の4万5152円を上値として売りに押されましたが、4万4890円までの下落から押し目買いで4万5000円を挟んだ横ばいの動きに終始しました。幅広い銘柄が売られましたが、日経平均への寄与度が高い一部の銘柄が買い支える形となりました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、予算切れに伴う米連邦政府機関の一部閉鎖危機から米国債買い、米ドル安が進行したことに伴い、4万5250円から4万5050円まで下落する場面がありましたが、米半導体関連銘柄への買いを背景に下値が支えられる動きとなりました。
30日の日経平均株価は、米国のつなぎ予算が成立するかどうか不透明であることからニュースの動向によって上振れや下振れの可能性もありつつも、 3月決算銘柄の中間期末かつ四半期末であることから、ポジション調整の動きを中心に、4万5000円およびオプション権利行使価格の4万5250円を意識した動きになることが想定されます。