225耳より情報
225耳より情報(権利付き最終日と円安ドル高)
2025年09月26日 08:25
おはようございます。
25日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「4万5500円割れへの下落が考えられる一方、引き続き26日の配当権利付き最終日に向けた需給面からの買い要因の下支えが見込まれる中で、押し目買いから19日の高値4万5852円が上値として意識される展開を想定」と書きました。
実際には、米国株安を受けて朝方は4万5500円近辺まで下落しましたが、配当権利取りの買いといった需給要因に加え、円安ドル高もあり、4万5800円超えまで上昇する場面がありました。
夜間取引の日経平均先物(12月限)は、現物価格よりも約230円程度低くなると見られる中、米国の経済指標が堅調だったことを受けて4万5020円から4万5400円近辺まで上昇しましたが、米国債入札の不調をきっかけとした米国株相場の下落に伴い4万5140円まで再度下落しました。
それでも円安ドル高が進む中で押し目買いも入り、再度4万5400円近辺まで上昇しました。
26日の日経平均株価は、配当権利付き最終日の需給要因と円安ドル高の買い要因が見込まれる一方、日本国債の利回り上昇が嫌気される展開も考えられます。引き続き4万5500円の下値意識から19日の高値4万5852円を上値として意識する展開を想定します。