225耳より情報
225耳より情報(エヌビディア決算はネガティブ材料視か)
2025年08月28日 08:25
おはようございます。
27日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「4万2500円超えを目指す動きに対し、さらなる上昇となるのか、上値を抑えられて下落に転じるのかの見極めが必要な局面となりそうです。日本の長期金利が上昇しやすくなっていることに加え、米FRBの独立性への懸念から円高・ドル安に振れやすくなっていることもあり、4万2000円に向けた動きとなる可能性もあるとみます。」と書きました。
実際には、寄り付き後の4万2500円近辺から、米半導体エヌビディアの決算発表を控えて様子見気分の強まりに加え、長期金利の上昇などから上値を抑えられて4万2200円台まで下落しました。
その後は、半導体関連銘柄への買いから4万2600円近辺まで反発する場面がありました。
夜間取引の日経平均先物(9月限)は、概ね横ばいで推移しつつ、エヌビディア決算期待から朝方にかけて4万2600円近くまで上昇しましたが、発表後、4万2300円台への下落から4万2500円近辺へのリバウンドと、乱高下する局面がありました。
28日の日経平均株価は、エヌビディア決算でデータセンター部門が市場予想に届かなかったことから4万2500円近辺で上値を抑えられやすい一方、業績自体の良さを評価しての押し目買いも見込まれます。
昨年7月高値の4万2400円近辺を中心としたレンジ推移を想定します。