225耳より情報
225耳より情報(米国株は独立記念日の休場前でリスク選好)
2025年07月04日 08:25
おはようございます。
3日の「225耳より情報」で、日経平均株価について「一目均衡表の日足の転換線(ローソク足9本分の高値と安値の中心値)が3万9750円近辺となって上値の目処となりそうな一方、3万9500円が下値の目処になる展開を想定」と書きました。
実際には、3万9750円を中心に、上下それぞれ100円近辺の値幅の狭いレンジ内で推移しました。
日米交渉の道筋がいまだ見えていないことへの懸念が全体相場の重荷となった一方、前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連株が堅調に推移し、相場を下支えしました。
夜間取引の日経平均先物(6月限)は、米雇用統計が堅調だったこと、およびトランプ米政権の税制・歳出法案が成立したことなどを好感して、4万0120円まで上昇しました。
米国市場が米独立記念日を控えての短縮取引だったこともあり、日本時間の午前0時以降の値動きは小さくなりました。
4日の日経平均株価は、米国株市場が休場となることから薄商いの中で、値動きが限定される展開となりそうです。4万円の節目割れで押し目買いが期待される一方、日米関税交渉の行方の不透明感に加え、超長期国債の利回りが上昇するようだと上値が重くなる展開が想定されます。